Pignus採用 | インタビュー / 佐々木 智也
Q1.これまでのキャリアを教えてください。
新卒では大手化学メーカーに入社し、製造部で約6年半、品質管理を担当していました。理系出身ということもあり、学生時代の延長線上で専門的な分析や分析手法の改善、品質マネジメント業務などに携わる毎日でした。
toB向けの原料を扱う部門で、緻密さや正確さを求められる業務は性に合っていたのですが、一方で「このスキルは他の業界でどこまで活かせるのだろうか」という不安が頭の片隅にあって。「社外でも通用するスキルを得たい」という思いから転職を決意しました。
次のステージとして選んだのが、Webマーケティング業界でした。自分の強みである分析力を活かせる分野を模索する中で、数字を見ながら分析し、改善していくプロセスがとても面白く感じられたのがこの業界を選んだきっかけです。
2社目では、自社ブランドのインハウス運用を任され、SNS広告の運用や、教育記事・LPの改善まで幅広く手掛けていました。その後、社内の方針転換で他社の広告を担う代理事業部に異動し、SNS広告運用を合計で約1年半経験した後、2025年にPIGNUSへ入社しました。
Q2.前職から転職しようと思った理由は?
大きく分けて、2つの理由があります。
1つ目は、専門領域を広げたかったから。前職ではSNS広告が中心で、どうしても検索広告に携わる機会が限られていました。SNSも面白い領域ではあるのですが、やはりWeb広告の軸となる検索を経験してみたいと思ったのがきっかけです。
2つ目は、裁量をもっと大きく持ちたかったから。前職では当初、1人で案件をほとんど丸ごと担当できていたのですが、組織体制が分業化され、業務が細分化されてしまいました。クリエイティブから広告運用、場合によってはクライアントとの打ち合わせまで一貫して行えていたものが、チームごとに分けられてしまい、やりたいことと少し違うな、と。
自分で考え、実行して、成果に責任を持つ仕事がしたい。そんな気持ちが強まって、転職を決意しました。
Q3.PIGNUS入社の決め手は?
まずは、転職の理由でもあった、”領域の拡大”と”裁量の大きさ”がどちらも実現できそうだったこと。
あとは、何より企業理念の本気度に惹かれました。PIGNUSが掲げる「価値を、本気で」という言葉が、ただのスローガンじゃなくて、面接の場でも社員のみなさんから自然と伝わってきたんです。クライアントの成果に本気で向き合う姿勢は、自分が大切にしたい価値観とピッタリ重なりました。
また、面接でお会いした水戸さん・後藤さん・加藤さんから伝わる”ビジネス戦闘力”の高さも印象的でした。PIGNUSの面接は、よくある質疑応答や志望動機の深掘りだけでなく、思考力を試す課題に取り組むユニークなフローでした。特に印象的だったのが後藤さんからのフィードバックで、自分の答えに対して「こういう考え方もあるんじゃない?」と自分にはない視点を次々と与えてくれ、新しい気づきを得られました。
ただ答える面接というより、ディスカッションを通じて学びが得られる時間で、「ここなら確実に成長できそうだ」と感じたのを覚えています。
他社からも内定はいただいていましたが、最終的にはクライアントへの価値貢献を本気で突き詰めているPIGNUSに惹かれて、入社を決めました。

Q4.入ってから感じたギャップはありますか?
比較的、良い意味でのギャップが多かったですね。
まず、教育体制の手厚さ。話は聞いていましたが、ここまで手厚いとは、という感じでした。中途入社でも一から広告の基礎を学べる環境が整っていて、「広告とは何か」という根本的な部分から学べるのは珍しいなと。未経験から挑戦する人でも安心して入れる仕組みになっていると感じましたね。
また、実務でも必ず先輩とペアを組んで業務を進めるので、疑問があればすぐ相談できる環境があるのは大きな安心材料でした。
あとは、思ったより裁量を大きく持たせてもらえたことも良いギャップでした。入社前から「ガンガンやりたい」と伝えていたことや、前職での経験を加味してのことだとは思いますが、割と早い段階から案件の一部を任せてもらえて。個人のスキルや意向を基に、柔軟に研修体制を変えてくれるカルチャーは、PIGNUSの良さだと思います。
Q5.PIGNUSで働いて得られたものは?
Web広告の知識や運用スキルはもちろんですが、一番は「ロジカルに考える力」です。
課題を見つけて、根拠を持って改善策を提示する。言葉にするとシンプルですが、実際にやるのはとても難しいことです。この難題に対して全員が本気で向き合っているのがPIGNUSのすごさであり、高品質なサービスにつながっている理由だと思います。
僕自身も、上司や先輩からのフィードバックを受けながら「どこが本当の課題なのか」「どう改善につなげるか」という視点が鍛えられていて、日々成長を実感しています。
Q6.業務をする上で大切にしていること、心がけていることがあれば教えてください。
自分が関わることで必ず価値を出す、ということを意識しています。クライアントや会社に限らず、関わる人すべてに少しでもプラスを残せる人でありたいです。そのために、自分一人で完結しきることが難しい内容については、自分の意見を持った上でガンガン先輩・上司から助言をもらうようにしています。
そしてPIGNUSは、こういう動きを歓迎してくれる風土があるのが本当に大きいですね。責任の背負い方として、自分一人で抱え込むのではなく、周りも巻き込んだ上で最終的に成果に対して責任を持つ。これが根付いている会社だと思います。
その延長線上で、クライアントとのやり取りでも「成果に直結するかどうか」を軸に考えることが自然と求められるんです。だから、ただYesと言うのではなく、本当に成果につながるのかを常に考えて動く。この視点は僕自身も大切にしています。
Q7.今後の展望は?
PIGNUSに入ってから改めて感じるのは、クライアントに対する姿勢とアウトプットの質の高さ・量の多さです。本気で成果にこだわる空気があって、「適当に働くのはダサい!」と思っているメンバーが多い印象ですね。
なので、まずは「Web広告を依頼するならPIGNUS」と思ってもらえるように、自分も組織の一員として成長していきたいと思っています。
もちろん今はまだ学ぶ段階なので、上司から吸収させてもらうことも多いですが、ゆくゆくは優秀なWebマーケターとして、自分が指導や教育を担ってチームを引っ張っていける存在になりたいですね。

