Pignus採用 | インタビュー / 髙橋 理緒

Memberinterview

髙橋 理緒

2025年入社 Webマーケティング事業部 コンサルタント

Q1.PIGNUSとの出会いはどんな形でしたか?

就職活動中の私は、当初これといった明確な基準を持っていたわけではありませんでした。ただ、大学院1年目に経験したWebマーケティングのインターンがきっかけで、マーケティング会社を候補に入れて会社探しをしていました。
当時は正直、時給の良いアルバイトくらいの感覚で働いていたんですが(笑)、上司から「向いているよ、うちに来て働かないか?」と言われたことで、「まずは自分が向いているとわかっている仕事を極めてみよう」と思うようになったんです。
あとは、語学力を活かせる仕事や、社会貢献性の高い仕事にも漠然と興味があり、総合コンサルや商社などの大手企業も視野に入れていましたね。
実は、当時私はモロッコに交換留学中で、就活は想像以上に大変でした。ラマダンでテストセンターが閉鎖されてWebテストが受けられなかったり、テスト中に突然画面がブラックアウトしたりと、トラブル続きで…有名な留学先に比べ、モロッコは就活サポートも整っていなかったので、そういうことが続いて心が折れかけていました(笑)
そんな中、登録していたサイトでスカウトが届いたのが、PIGNUSでした。多くの企業が定型文のスカウトを送ってくる中、PIGNUSのメッセージは私の経歴に触れたオリジナルな内容で、「しっかり自分を見て文章を作ってくれている」と感じました。
さらに採用担当の方から、内定まですべてオンラインで完結できると聞いて、選考に参加することを決めました。

Q2.選考を受けてみて、印象に残っていることはありますか?

PIGNUSの選考は、他社の選考と全く違いましたね。
特に面接が強く印象に残っていて、ガクチカのような、いわゆる採用面接っぽい質問をされなかったことがすごく驚きでした。その代わりに、「何に熱を持てるか」「どんな瞬間にモチベーションを感じるか」といった、自分の内面や価値観に踏み込む質問が多かったです。
自分の過去の経験からどうなって、今の自分ができているのか、みたいな表面的なスキルではなく、一人ひとりの過去や考え方を深く理解しようとする姿勢が特徴的で、定形質問に疑問を感じていた自分にとっては、そこがすごく好印象でした。

Q3.入社の決め手になったポイントは?

代表のスタンスに安心できたこと、ですかね。
最終面接で代表の水戸さんと話したとき、マーケティング業界を選んだ理由として、「マーケが向いていそうだからやってみようと思った」と率直に伝えました。
「自分に向いている仕事もわからないし、どうしたらいいかわからなかった。 じゃあ向いていることをやった方が、同じ労力でより大きいインパクトを出せるんじゃないかなと思っているんです」と。
普通なら、志望動機が弱いと捉えられそうな理由でしたが、水戸さんは「良いね」と肯定してくださって。「新卒で自分に向いていることなんて分からない。向いていそうなことをやるのは合理的だよ」と言ってくれて、すごく驚いたのを覚えています。
就職活動って、入社後10年のキャリアプラン、のような質問を尋ねられることが多いですけど、入社して10年後の話なんてわかる人の方が少ないんじゃないか、といつも思っていて。
社長がそういうスタンスなら、きっと社員にもこの柔軟で合理的な考え方が根付いているのだろうと感じました。過去の選考過程でのやり取りを振り返っても、その考えがより確信に近づいて、入社を決めました。

Q4.入社後、成長したと思うところは?

新卒入社で本当にゼロからのスタートでしたが、今振り返るとすべてのスキルが確実に成長していると感じます。中でも特に大きな変化は「自走できるようになったこと」ですね。
入社当初は、与えられた指示に従って動く日々でしたが、今では指示を待つのではなく、自分で課題を見つけ、解決策を提案し、実行に移すまで主体的に取り組めるようになりました。
また、どんな仕事にやりがいを感じるのかも、1年経ってやっと掴めてきた気がします。
基本的にクライアントは「自社ではマーケティングが難しいので、プロに任せたい」というスタンスです。私たちはその期待に応え、価値を提供し、数字を伸ばす。成果が数字として表れたときには、自分の仕事の意義がダイレクトに伝わり、大きな達成感があります。
施策を実行した翌日に数字が改善していると本当に嬉しいですし、逆に結果が良くないときは、次はどう動くかを考える。そのサイクルがおもしろくて、挑戦し続けることにやりがいを感じています。

Q5.現在、仕事において大切にしていることは何ですか?

私が大切にしているのは主に3つあります。
1つ目は、「楽しく仕事をすること」。
PIGNUSは決して大きな組織ではなく、チームで動くことが多いからこそ、メンバー同士の気持ちの良いコミュニケーションはすごく大事だと感じています。私自身、常にご機嫌な人は一緒に仕事がしやすいと思っているので、自分もそうあれるように心がけています。
ただ、ご機嫌状態をキープするには、仕事自体が楽しめていることが前提です。なので、例えば面白くない仕事でも、タイムアタックにしてゲーム性を持たせてみたり、自分なりに楽しさを見つける工夫をしています。
2つ目は、「素直でいること」です。
初めて社会に出て右も左も分からない状態だからこそ、まずは「言われたことを素直に受け取る姿勢」が大切だと思っています。
ただ、ここでいう素直さは、単に受け身でいることとは違います。一度受け止めたうえで自分なりに解釈し、わからないことがあれば納得できるまで質問する。それを積み重ねることで、クライアントともより良い関係を築けると感じています。
そして3つ目は、「価値を追求すること」です。
すべてを鵜呑みにするのではなく、クライアントや上司の意見を一旦受け止め、本当にやるべきことかどうかをしっかり考えてから動くようにしています。
クライアントは、常に正しいとは限りません。だからこそ、プロとして、自分の知見を持って、違うと思ったことはしっかりと伝えるようにしています。
最終的にはクライアントへ最大の価値を届けることが本質なので、そこはブレないように心がけていますね。

Q6.将来の展望は?

正直、長期的なキャリアプランはまだ定まっていません。
学生時代から「国連で難民支援に関わりたい」という夢は持っていましたが、今の仕事はその道とは全く異なる分野ですし(笑)、今後ずっとマーケティングを続けるかどうかもまだ分からない状態です。全く違う道に進む可能性だってあると思います。
ただ、PIGNUSは常に新しい挑戦を続けるベンチャー企業。この環境にいるからこそ、自分の可能性をどこまでも広げていけるような気がしています。この「わくわくする気持ち」が続く限り、PIGNUSで挑戦を続けたいなと。
今は目の前の仕事に全力で向き合いながら、未来の選択肢を広げるフェーズだと思っています。毎日楽しいアトラクションに乗っているような、そんなわくわくを感じながら仕事を続けていきたいです。