Pignus採用 | インタビュー / 佐々木 優樹

Memberinterview

佐々木 優樹

2025年入社 Webマーケティング事業部 コンサルタント

Q1.会社選びで大切にしていたことは何ですか?

大前提として、どんな仕事であっても、何かしらの形で社会に価値は提供していると思っていました。だからこそ、「世のため人のため」といったやりがいベースの軸は、自分の中では選考基準にはしていませんでした。
業種や業界にも、そこまで強いこだわりはなくて。自分にとって一番大事なのは、「自分がどれだけ成長できるか」でした。特に意識していたのは、次の3つの基準です。
1つ目は、優秀な人間を目指せること。自分の中で“優秀”って、「知力・コミットメント力・人間性」が揃っている人のことだと思っています。実際、経営や戦略の現場で活躍してる人たちの凄さは、確かにこの3つで説明ができるなと感じて。そこから自分も、この3要素をちゃんと伸ばせる場所を探すようになりました。
2つ目は、経済的に困窮しないこと。やっぱり生活の安定は大事だし、これからもっと大きな価値を世の中に与えていくためにも、まずは自分自身が揺るがない基盤を持つ必要があると思っていました。
だから、最初から高い給与が提示される会社を選ぶというよりも、自分の努力や行動がきちんと評価されて、成果に応じて収入が上がっていく。そんな“天井が高い環境”に身を置くことで、目の前の些細な欲求にとらわれず、本質的な価値提供に集中できると考えていました。
そして3つ目は、自分らしくいられること。結局、自分を犠牲にして何かに取り組んでも、長くは続かないし、持続的な価値創造にはつながらないなって思っていて。
だからこそ、自分らしくいられる環境かどうかは、すごく大事にしてました。選考のときも、いわゆる“正解”っぽい回答は用意せずに、自分の経験とか考えてることを素直に話すようにしてましたね。

Q2.PIGNUSとの出会いはどんな形でしたか?

大学3年のときに就活を始めてみたものの、その過程で「自分って社会に出るには全然力が足りてないな」と痛感したんです。それで、まずは実務経験を積みたいと思って、インターン先を探し始めました。
PIGNUSと出会ったのは、就活系のイベントがきっかけです。取締役の松浦さんとその場で話す機会があり、「一度面談してみない?」と声をかけてもらいました。さらに「選考に進んで内定が出れば、内定者インターンにも参加できるよ」と案内してもらい、選考を受けることにしました。
当時は、まだどの会社に入るか決めるつもりはなくて。ただ、実務経験を積める場としてPIGNUSが魅力的に見えたので、まずはやってみようという気持ちでした。

Q3.選考を受けてみて、印象に残っていることはありますか?

印象的だったのは、形式ばったやり取りじゃなくて、“ちゃんと対話ができた”ことでした。
面接は2段階あって、まずは事業部長の後藤さんとの面接でした。自分はいつも通り、過去の失敗やちょっとネガティブな経験も含めて、正直に話すスタイルで臨んだんですけど、全てをすごく肯定的に、丁寧に受け止めてくれて。それがすごく印象に残っています。
他社だと「なんだこいつ?」みたいな空気になることもあったので、すごく驚きました(笑)
社長の水戸さんとの面接では、ガラッと雰囲気が変わって、テンポの速い1問1答形式でした。思考力や反応の速さを見られているなと、すぐにわかるようなやり取りで。
その面接の場で内定をいただいたのですが、水戸さんの話し方や言葉の重みがすごく印象的で、なんだか映画のエンドロールを見てるような、深い余韻と感動が残りました。

Q4.入社の決め手になったポイントは?

入社前に内定者インターンとしてしばらく業務を経験したのですが、実務を通じて「ここで働きたい」という想いが確信に変わりました。
一番の決め手は、就活のときに掲げていた会社選びの基準を、全部満たせそうだなと感じたことです。中でも特に強く感じたのは、「優秀な人間の条件」として挙げていた知力とコミットメント力の部分。
Webマーケティングって、データや事実をもとに考える機会がとても多いんですよね。それに加えて、実際に手を動かす回数も多いので、自然と考える力も行動力も鍛えられる。
自分が求めていた環境そのものだなと思いました。
また、タグラインである「価値を、本気で」に強く共感したのも、決め手の一つでした。
就活を始めたばかりの頃は、「世の中にとって意味があるのか」といった視点はあまり意識していませんでした。ですが、インターンを通じて向き合ううちに、この社会における役割を実感できることが、自分の原動力になっていることに気づいたんです。
社員のみなさんがこの言葉に共感している、かつ掲げているだけでなく、日々の業務の中でちゃんと体現しているのを見て、「この環境で働きたい」と強く思うようになりました。
あとは、やっぱり人が魅力的だったことですね。
インターン中に一緒に仕事をしていた直属の上司が、人間として魅力的な方で。自分が掲げていた「優秀な人間」の定義(知力・コミット力・人間性)の三要素をすべて持っているなと感じました。
特に“人間性”って、努力だけではどうにもならない部分もあるし、意識して身につけるのがすごく難しい力だと思うんです。でもその人は、それを自然に持っていて、接しているだけで「こういう人になりたいな」と思えるような人でした。
また、実務以外の場面でも、全体的に価値観が似た人が多かったです。仕事も人間関係も含めて、「ここにいることが心地良い」と思えたのが、入社を決める大きな後押しになりました。

Q5.入社後のリアルはどうでしたか?

正直、最初は結構苦しかったです。これまで、勉強は好きなタイプで、じっくり時間をかけて理解するスタイルだったんですが、仕事はまったく別物だということを思い知らされました。
限られた時間とリソースの中で、最大限の成果を出すことが求められる。つまり、どこに時間を使うか、何を捨てるかを合理的に判断しなければならない。思考だけじゃなく、行動に落とし込むことの難しさを痛感しました。
最終的には、やらなくてはいけない状況が背中を押してくれて、少しずつ頭の使い方が切り替わっていきました。考えるだけじゃなく、動くことで見えてくるものがあるんだと、体で学んだ1年目でした。

Q6.今振り返ってみて、自分が一番成長したと思うのはどんな点ですか?

一番の変化は、“思考”が“行動”に結びつくようになったことです。
以前は、よく言えば仮説、悪く言えば妄想のまま、行動に移してしまうことが多かったです。でも今は、事実をもとに解釈し、適切なアクションに落とし込むという思考の型が身についてきました。
案件に取り組む中で、数値の変動理由を考える場面がたくさんあるのですが、昔だったら「昨日雨だったからかな〜」とか、馬鹿な理由を考えて時間だけが過ぎていたけど、今は事実に基づいて仮説を組み立てていくことができるようになってきました。
とにかく実践の回数が多いからこそ、その分考える時間も増えて、その質も上がっていく。これは、成果を出すために全員が本気になっているPIGNUSという環境だからこそ、得られた成長スピードだと感じています。

Q7.将来の展望は?

最終的な目標は、「歴史に名を残す人になること」なんです(笑)
ちょっと大きすぎるかもしれないですけど、死んだあと、100年後とかにふと誰かに思い出されるような存在になれたらいいなって。ざっくりしてますけど、これはずっと変わらず思っていることです。
もう少し目の前の目標でいうと、今PIGNUSにいるメンバーで、一番最後まで残っていることですね。変化が激しいベンチャーの世界で、簡単に折れたり離れたりせず、ちゃんと自分の価値を出し続けられるように。
そしていつか、「PIGNUSといえばあの人だよね」と言ってもらえるような、そんな存在になれたら嬉しいです。