Pignus採用 | インタビュー / 梶野海奈

Memberinterview

梶野 海奈

2025年入社 Webマーケティング事業部 コンサルタント

Q1.就活中、企業を選ぶ軸としていた条件は?

【最低限の軸】

就活を始めたとき、まず考えたのは 「ここだけは絶対に譲れない」という自分なりのラインでした。具体的なものとしては、以下の5つを条件にしていました。
①東京勤務・転勤なし 美術館や劇場に通うことが心の支えになっていたので、その二つが多い地域で東京、と思っていました。
②企業規模は50〜300人程度 高校時代の同学年が300人くらいで。どんな人がいるのか、なんとなくは分かる距離感が心地よかったんですよね。仕事の場についても、最大でもそれくらいのサイズ感で考えていました。
③挑戦する人を支える存在になれること 学生時代、演劇公演の企画運営をしていたときに、演出家から「お前が公演として形にはするだろうから、自分はクオリティに集中する」と信じて丸投げしてもらえたのが嬉しかったのがきっかけで。そのとき感じた、”人の挑戦を裏で支える喜び”が、キャリアの軸になっています。
④職種に一貫性があること(ジョブローテーションなし) 挑戦を支えるスキルを身につけるためには、その会社の専門家になる、というよりは、ある職種・業種に対する知識を深めるというキャリアの作り方がしたかったので、特定の分野で専門性を積み上げていける会社に就職しようと思っていました。
⑤データに関わる仕事ができること その中でも、大学、大学院とずっとデータを分析する分野に関わってきて、数字を読み解いて考えることに一番面白さを感じていたので、日常的にデータに関わることができる職種を希望していました。

【業界選びの軸】

一方で、環境の条件を整理するのと同時に「どんな業界で働くか」も考えていました。候補にしていたのは、マーケティングリサーチ業界や広告代理店、ITコンサル。どれもデータを扱える仕事でしたが、その中でも一番惹かれたのは、データの入手がしやすく、分析から施策の実行までを一気通貫で担えるWeb広告代理店でした。
そのきっかけになったのは、就活を進める中で抱いた小さな違和感です。いろいろな企業や事例を見ていくうちに、結論ありきの分析が多いな、と思うようになって。「この結論を出したいから、それっぽい分析をする」というスタイルも多く目について、それって結局成果にはつながってないんじゃないか?と疑問を持つようになりました。
そこから強く思うようになったのは、「自分がやりたいのは、正しく成果につながるデータ分析だ」ということでした。そのためには、戦略を描いて終わりではなく、実際に施策を実行し、その効果を確かめるところまで関わる必要がある。
だから、Web広告代理店の中でも、自分の裁量が大きいところ、という条件で探すようになりました。

Q2.PIGNUSに出会ったきっかけは?

PIGNUSとの出会いは、就活サイトでのスカウトがきっかけでした。最初に目に留まったのは、タグライン「価値を、本気で」のインパクトです。
元々、いろいろな企業を見ていると、「会社こんなに楽しいところだよ」みたいな、仕事に直接関係のない部分ばかりをアピールしているところも多くて、「それって本当に働く理由になるのか?」と引っかかっていました。
それに比べてPIGNUSは、タグラインを真正面から掲げ、とにかくどの採用媒体でもその言葉を押し出していました。
当時の私は、働くことに対してインパクトを求めていたので、「価値を、本気でとここまで大きく掲げるくらい、結果に対して強く意識を持っている会社なんだな、と。ということは、社会に対する影響の大きさもありそうだな、と思ってお返事したのを覚えています。

Q3.選考や面談の印象はどうでしたか?

選考は非常にスピーディーで、最初の面談から最終面接までは大体1か月ほどで進みました。
採用担当の方との面談から始まり、採用担当2名との一次面接、執行役員との二次面接、そして社長の水戸さんとの最終面接というステップでした。
印象に残っているのは、どの面接官も「人が良い」と感じられたことですね。ここでいう人が良いは、ただ優しく寄り添ってくれるという意味ではなくて。選考中に答えに詰まったときに、「ではこう考えたらどうか?と的確な助け舟を出してくれたのが印象的でした。
個人的には、共感はもちろん大切なんですけど、それだけでは前に進めないと思っていて。PIGNUSの皆さんは、解決に持っていくためのコミュニケーションが上手だなと感じました。

Q4.入社の決め手は何でしたか?

決め手は大きく二つありました。まず一つは、選考プロセスそのものに納得感があったこと。
他の企業の一次面接〜二次面接の期間でPIGNUSは全選考を終えるようなスピード感がありました。そして、選考内容そのものがただの質疑応答ではなく「考え抜く粘り強さ」を測るテストのようなフローになっていたのも印象的でした。
「どんな人を採用しようとしてるのか=どんな人と働くのか」だと思って、少しでも違和感があるところは徹底的に避けるようにしていたので、このフローなら変な人は入ってこないだろうな、と信頼できましたね。
もう一つは、タグラインの実践性です。
選考の中で社員の方に「あなたにとって価値/本気とは何か」を質問すると、皆さんが自分の答えを持っていて、それを実際に仕事で体現していました。掲げるだけの理想ではなく、行動指針として根づいているのを実際に感じられて、純粋に凄いな、と感じると共に、ここで働きたいな、と思いました。

Q5.内定承諾に至るまで、不安や迷いはありましたか?

受けていた中でPIGNUSが最も小規模な会社だったので、「狭い人間関係の中で相性が合わなかったらどうしよう」という心配がありました。
ただ、その不安は入社前の1対1の面談で解消されていきました。面接官の方が柔軟にフローを調整してくださって、複数の社員と実際に話す機会を設けてくれたのがありがたかったですね。

Q6.実際にPIGNUSに入って、ギャップはありましたか?

大きなギャップはありませんでした。ただ一つ驚いたのは、データ分析の泥臭さを全く厭わない社員の姿勢です。
研究でデータに向き合う大変さは知っていましたが、ここではそれを当然のものとして受け入れ、ひたすら考え抜くことのできる人たちばかりでした。その体力と、「何か示唆を得るんだ」という覚悟を持ってデータに挑む姿は、入社して改めて尊敬するポイントになっていますね。

Q7.インターンを通じて学んだこと、成長を感じた瞬間は?

インターンを始めて約半年が経ちますが、現在は、課題分析からクライアントへのコメント作成、広告文のライティング、施策実装後のトラッキング、定例会議への参加まで幅広く業務を行っています。
最初は断片的な作業を”点”でこなすだけでしたが、次第に、「この課題があるからこういう分析をする」「その結果をもとに施策を実行する」という一連の流れを”線”として理解できるようになってきました。
OJTが始まった1〜2か月は先輩からのインプットに必死でしたが、徐々に分析が自分のものになってきている気がして、自分の成長を実感しています。

Q8.今後の展望は?

直近の目標は、まずは先輩メンバーと同じ目線でデータを見られるようになることです。そのために、目の前のデータと丁寧に向き合い、理解を深めていきたいと思っています。
中長期的には、「人類が少しでも良い方向に進むこと」を自分なりの“価値”と定義しています。そのために、まずは「必要なものを必要な人に届ける」こと。
そしてその先は、挑戦したい人がやりたいことを実現できるように、自分がマーケターとして成果を出し続けて支えられる存在になりたいと思っています。

Q9.これから応募を考えている人へメッセージ

PIGNUSは、上が詰まっていないフラットな会社です。だからこそ、自分の成長次第でどんどん前に進めます。
自分が成長して成果を出せば、それがそのままクライアントのためになり、ひいてはPIGNUSのためにもなる。自分の努力と社会への価値提供が摩擦なく結びつく環境は、なかなか得られるものではないと思います。
ただ、仕事は決して楽ではないです。先ほども言った通り泥臭い仕事なので、データに向き合い、考え続けることを楽しめる人でなければ厳しい部分もあります。逆に言えば、考えることが好きな人には最高の環境だと思います。自分の性格や強みをしっかり見極めて、就活に挑むことが大切だということを、皆さんには伝えたいです。