PIGNUS 採用情報 | インタビュー / 田中 萌

Memberinterview

田中 萌

2022年中途入社 Webマーケティング事業部 マーケティングディレクター

Q1.これまでのキャリアは?

経済産業省で5年間ほど、地域経済の活性化に向けた取り組みをしていました。
具体的にどんなことをしていたかと言うと、例えば、地域の活性化の切り札として、その地域の中核となる企業を軸に地域経済への波及効果を生み出していく仕組み作りなどを支援する政策の企画立案・執行を担当していました。
大学時代に公共政策を専門的に学んでいた時、東京一極集中という現状に対して課題を感じていました。その課題に仕組み作りの面でアプローチできる仕事、という軸で就職先を探し、結果的に経済産業省を選んだんです。当時はとくに公務員を目指していたわけではなかったのですが、やりたいことが実現できる経産省に入りたい、という想いで0から勉強しました。

Q2.PIGNUS入社のきっかけは?

現場から離れたところでサポートをするのではなく、より現場に近いところでプレーヤーとして活躍したいと思ったのがきっかけです。
経済産業省に入り、地域経済の現状に向き合うなかで社会の大きさを痛感しました。大学時代に想像していたより何百倍も大きく、そんな社会にどうアプローチしていきたいか改めて考えたとき、自分の力でもっとダイレクトにアプローチしたくなったんですよね。
いろいろな企業・支援団体の人と話す機会があったのですが、社会的な価値を0→1で生み出すアイデアマンのような人はたくさんいるけど、その価値を拡大できる人は少ない、ということを感じていました。そういった価値を生み出した人に対して、より近いところから価値を拡大するサポートをできる人材になりたいと思ったんです。

Q3.PIGNUSを選んだ理由は?

人や企業によって拡大したい価値は千差万別で、そのサポートをするためにはさまざまな支援領域のスキルと経験が必要になります。そこで、転職先は業界や企業規模を問わず、多種多様な案件に携われるコンサルファームやマーケティング支援会社を中心に探していました。
会社選びの条件としては、主に3つありました。
 
1つ目は、分業せずに戦略立案から実行まで1人の業務フローに組み込まれていること。
分業されすぎていると限定された支援領域のスキルや経験しか身につかず、大局観をもってサポートができないので、一連のスキルと経験を積むことが出来るところを求めていました。
 
2つ目は、案件のディレクションとチームのマネジメントに最速で関与できること。
将来的には自分が価値を感じた事業・取り組みを支援するような働き方をしたいと思っているので、その際に必要な意思決定の力と、チームを動かす力を身につけたいと思ったからです。
 
3つ目は、優秀で前向きな人が集まっていることです。
やはり優秀で前向きな人たちと働くことで、自分の意識やスキルもハイスピードで向上できるからです。
この3つが揃っているのがPIGNUSでした。

Q4.実際にPIGNUSに入社してみての感触は?

すごく自分とマッチしています。正直に話すと、当初は2年間くらいでWebマーケティングのスキルを極めて、また次のステップアップをしようと考えていました。
でも、実際に2年が経った今、全くそうは思いません。まだまだ自己成長できる環境なので、PIGNUSでもっとスキルを磨いていきたいですね。

Q5.現在の業務内容は?

主な業務はマーケティングディレクターとして、顧客の持つ課題を解決するためにWebマーケティング領域の戦略を策定することです。いまのところ、実行領域の中心はWeb広告ですが、今後はSEOやCRM(顧客関係管理)など、さらに拡大していく見込みです。
具体的な仕事の流れとしては、 1.紹介や営業顧問から与件発生 2.クライアントへのヒアリングと支援内容の精査 3.提案資料作成(必要に応じてクリエイティブチームと連携) 4.提案と受注 5.マーケティングディレクターとコンサルタントチームによる実行 6.検証と実績改善の繰り返し(必要に応じてクリエイティブチーム、オペレーターと連携) になります。
6の検証は、初期の段階ではうまくいかないケースが多いので、仮説を立てて検証し、その数値結果をもとに、また新しく仮説を立てて……というやり方で、実績改善をしていきます。また、検証をしていく中で3の提案内容と実態がずれていた場合は、マーケティングディレクターの僕が中心となって新しい戦略を立て直します。
一緒に動くチームとしては、主にコンサルタント2名と二人三脚で業務を進めていて、必要に応じて、オペレーターやクリエイティブチームとも連携します。

Q6.PIGNUSで働いて得られたものは?

「考える力」と「決める力」です。 考える力は、“クライアントへの価値提供に関する思考の深さ”を指します。1つの事象に対してどれだけ深く考えられるか、これは入社直後から高い水準で求められたので、PIGNUSにいるこの2年間でその水準が高くなったと実感しています。 また、自分のチームメンバーにも同じ水準を求めているので、組織としても考える力のレベルは高いです。
決める力は、いわば決断力のことです。前職では、上長が最終的な意思決定者でしたが、PIGNUSではメンバー一人ひとりに裁量を大きく委ねられているので、自分が最終意思決定者となる機会がとても多いです。そのため、“今ある情報の中から最善の判断を下す”という力がかなり身につきましたね。

Q7.仕事において大切にしていることは?

2つあって、1つ目は関係者が気持ちよく働ける環境をつくること。 関係者は内部も外部も含めて、「一緒に働けてよかった」「田中さんになら安心して任せられる」と思ってもらえるような人間になりたいので、すごく意識していることです。
2つ目は、全体像を把握すること。 例えば、担当案件のマーケティングに関する数値実績だけを見るのではなく、クライアントの事業全体やビジョンなどについても、考えるようにしています。数値まわりはクライアントも一番気にするところですが、そこだけを見ていると全体像を見失ってしまいます。目先の課題は解決しつつ、全体の動きも常に把握することでクライアントの新しいニーズや潜在的な課題が見つかったりして、クライアントへの本質的な価値提供をすることができると思っています。

Q8.今後の展望は?

“価値がある”と思った商材は、どんなものでもマーケティングの力で伸ばせる圧倒的な実力をPIGNUSでつけたいです。
Web広告の領域での改善経験やそこに対する自信はある程度ついてきているので、今後はSEOやSNSなど他の領域の知識もつけて、領域を限定しない改善提案ができるようになりたいです。そして、提案した通りに実行・実現できる人間になりたいですね。
最終的には、本来やりたかった地方創生や街づくりなどの案件をPIGNUSで扱えたらさらに嬉しいです。